9月10日(月)、10月23日(日)、11月3日(木)
山寺ホテルにて「結城泰作没後七周年レトロ館原画懐古展」
「琵琶の演奏会」「尺八と琴の演奏会」(其の一)

現在のホテル正面。 仙山線全線開通に伴い、昭和11年に新築された。 屋根は、当時珍しかったセメント瓦葺きの新館。 山寺駅を降りるとも真っ先に目に飛び込んでくる。

正面玄関の様子。ガラスなども当時のままで懐かしく、玄関内の床には市松模様のモザイクタイルが敷かれている。壁一面に貼られた大型の鏡や、帳場の様子も洋式でモダンである。

玄関左手では、現在絵はがきなどが販売されている。かつての正面玄関と、現在の正面玄関の高低差を解消するため、客室へは階段で下りることになる。

正面玄関右手には御手洗いが設置されているが、現在は使うことができない。壁面に当時のホテル名入りの番傘がかかっていた。

二階へ向かう階段には、赤いカーペットが敷かれている。きしむ階段を上ると、大広間である。一部雨漏りのため天井は痛んでいるが、建物自体は3月11日の東日本大震災にも耐えた。

二階のほとんどは大広間である。欄間や目隠し用の窓にはきめ細かい細工の建具が入っている。漆喰の丸窓や建具に、意匠を凝らした様子が伺える。

客室の障子戸。目隠しのため磨り硝子が入っており、日本の名勝地が描かれている。一点一点図柄が違っており、趣深く、よく保存されている。