11月27日(日)
上山市に蟹仙洞と製糸工場を見る (其の二)

手洗い場窓ガラス

手洗い場の窓。木製の窓枠と昭和時代に流行った硝子がそのままに嵌められていた。アルミサッシにはない木のぬくもりがあたたかい。

葉の模様が刻まれたくもりガラス

窓中央部の葉っぱの図柄が刻まれたガラス。凍ったくもり硝子のようで限りなく美しく、懐かしい。

幾何学模様くもりガラス

窓ガラスの一部に使われている硝子。幾何学的な図柄は、当時さぞかしモダンだったことだろう。彫りの深さは、質の高さを感じさせる贅沢品である。

展示室縁側

晩秋の日差しが差し込む縁側。桂を用いた広い廊下である。ガラスは綺麗に磨かれ、限りなく透明。古いピアノが置かれていた。

大理石手洗い器

廊下の片隅にしつらえられた大理石の手洗い器。埋め込まれた陶器のボウルと、厚手硝子の棚。一つひとつが凝ったデザインである。

階段

2階へつながる小さな階段。少しのスペースに無駄なくシンプルにまとめられている。きっと、切り妻の屋根裏に通じているのだろう。

母屋・洋間

庭に面した洋間からも庭が見渡せる。木目込み細工の床が印象的。絨毯などを敷かずに、シンプルにまとめてある。椅子が二客、鶯色に張り替えられ、置かれていた。

RC建築の蔵の展示棟

最も新しい展示棟は、昭和28年に建てられたRC建築の蔵である。中央は吹き抜けで、むき出しの階段が新しい。階段の小口は、テラゾーである。内部には中国明清時代の漆工芸品が展示されている。

ドイツ製壁時計

展示室の白壁に掛けられた超モダンな時計。ドイツ製だとのこと。驚いたことに、時間が合っている。一時止まっていたそうだが、修理して動いていることに感動する。