3月11日(日)
伊藤博文公命名の料亭 四山楼を訪ねる(其の三)

洋風ホール天井のディティール。金属製のレリーフが、乳白色の照明器具を取り巻いている。アイボリーの色合いがとてもやさしい。

ホールの壁には、大きな鏡が掛けられている。木彫りの金色の額縁。鏡が絵として扱われ、部屋を写している。昔懐かしい『ルービスビエ』の文字。

鹿鳴館ホール

二階へ向かう純和風の階段。堅実な造りで、階段は拭き込まれて黒光りしている。二階大広間の天井は格天井である。

二階は80畳の大広間になっている。次の間はしっかりした和室で、宴が始まるまで歓談して過ごす部屋である。障子を外すと、145畳の大広間となる。

二階の大広間から見渡した景色。庭園を取り囲み、右手下に蔵座敷。通り向こうに、料亭『の丶村』の三階建て本館が見える。伊藤博文公も、この景色を眺めたのだろう。

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