平成24年7月14/15日(土/日)
金山町にて”イザベラ・バードシンポジウム”に参加

明治11年、山形県を旅したイザベラ・バードは、7月に金山町を訪れました。それから134年経った同じ季節にバードについて考え、歩いた道を辿ろうというものです。金山町は山形県北部の秋田県境に近く、美しい杉山と金山様式の民家が織りなす景観が印象的な場所です。バードは金山町を【ロマンチックな場所】と表現しています。

私たち研究会がお世話になっているNPO法人元気・まちネットさんの企画で、シンポジウムと交流会、トレッキングを楽しみました。この会を共催したアルカディア街道I・B(イザベラ・バード)倶楽部には、研究会会員も登録しており、金山町には研究会でも何度か訪れています。

山寺ホテル正面入口

午後1時半より、ドイツ文学者でありエッセイストでいらっしゃる池内紀氏が、【日本の町・ドイツの町】というタイトルで講演。その後金山町ゆかりの方々がパネルディスカッションをして会場との意見交換を行い、有意義な時が流れた。

山寺三番

金山町は、街並みづくり100年運動をしている。昭和32年にはすでに、住み良いまちづくりを実現するための懇談会が発足しているというから驚く。昭和62年には景観条例が施行された。ドイツへの海外研修なども行われている。ホールにはかつての街並みと、現在の街並みを比較する写真が展示されており、興味深い。

本館2階

地元でパネリストを務められた阿部さんは、金山町蔵の会代表であり、蕎麦処【草々】の奥さま。町なかのお店で冷たい「なめことろろ蕎麦」を食す。夕方からの交流会を経て、シューネスハイム金山に宿泊した。

2階客室

7月15日、朝9時に宿泊施設をバスで出発。馬の背に乗ったバードとは、いささか違っている。旧上台峠から、森合峠を時折雨の中ひたすら歩く。急傾斜の道ではバスが待っていてくれるので、バードの苦労が並大抵ではなかったと実感する。

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