平成24年9月10日(月)
旧山寺ホテル写経の会と、小さな原画展

旧山寺ホテル二階の大広間で、写経の会が行われました。ホテルを廃業して以来5年に渡り閉鎖されていた建物が、昨年8月より正面玄関が開かれ、絵画や生け花が展示されました。建物は息を吹き返したように感じられます。

 

現在はレトロ館原画をご覧戴きながら、ゆっくりと休憩できる施設として多くの方に愛され、利用されています。高齢社会の中で山に登ることのできない方や、電車やバスの待ち時間のある方々が気軽に立ち寄って下さいます。

 

鑑賞や休憩以外に利用される場合は有料となり、費用は建物の保存に使われます。正面受付の募金箱及び、銀行へ振り込まれた募金額は、8月31日で1,115,127円になりました。
今年11月より本館屋根の葺き替え工事が行われますが、この募金を使わせて戴きます。これからも募金を続け、少しずつ傷んだ建物を補修して行く予定です。 今後とも、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

山寺ホテル正面入口

写経の前に、立石寺ご住職清原正田氏のお話をお聴きします。写経は通常立石寺境内の念仏堂で行われていますが、旧山寺ホテルの大広間では、より多くの方に参加していただくことができますが、限られた日に行われます。

山寺三番

写経にはこのような道具が準備されておりますので、初めての方でも安心して参加することができます。

本館2階

熱心に写経される参加者の皆さん。風の通る歴史ある建物は、そこにいるだけで心が落ち着きます。

2階客室

大広間から眺める山寺宝珠山。山の右手に小さく見えるのは、五大堂と開山堂です。その下に立石寺本坊の大きな屋根が見えるのですが、ホテルの庭木の手入れがされなかったため、立石寺はまもなく見えなくなってしまいそうです。

2階客室

大広間には、現在金色の折り鶴が置かれています。来年は五十年に一度の、立石寺根本中堂薬師如来座像ご開帳の年に当たります。折り紙の裏に願い事を書き、心を込めて鶴を折って下さい。ご開帳の折りに、根本中堂に奉納されます。