平成25年1月20日(日)
明治天皇の行在所であった 料亭「亀松閣」を訪ねる 其のニ

山寺ホテル正面入口

やさしさいっぱいの若女将「笹原史恵」さん。沢山のエピソードを伺い、感動納得することしきりである。柱・梁等は当時の部材を用いているが、料亭であるだけにお話を伺わねば当時の様子を知ることはできない。

山寺三番

「玉座の間」の柱に取り付けられた折り鶴の金物。元々菊の御紋が付いていたとのこと。民間に払い下げになって取り外され、その場所にこの金物が取り付けられた。

本館2階

下へ下りると、「あやめの間」がある。襖一面に尾形光琳の「かきつばた」が描かれており、古い絵でありながら斬新な空間に驚く。光琳の屏風は地色が金色のはずと思うが、陛下は藍色がお好きということで、三島通庸の指示でこの絵が描かれたのだとのこと。陛下ゆかりの部屋なのである。

2階客室

細い廊下の突き当たりに風流な「偕楽園」の彫り文字。明治の三大女傑と謳われた初代女将が興した料亭がこの名称であった。現在の老舗料亭「千歳館」の北側にこの偕楽園があったとのことである。

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