平成25年2月11日(祭)
旧山寺ホテル雪見会 並びに山寺地区懇親会開催 

旧山寺ホテルの本館屋根葺き替え工事が終了し、一安心の冬が訪れました。私たちは、かねてより念願だった宝珠山の雪景色を見る会を行うことになりました。二月中旬の真冬の山寺は、なかなか見ることができません。冬期開店している店舗は何軒かありますが、残念ながらゆっくりと落ち着いて雪景色を堪能するには至りません。

そのような訳で、歴史たてもの研究会の特典として「雪見酒会」開催のはこびとなりました。昨年一年間お世話になった気持ちとして地元の方々もお誘いし、酒を酌み交わしながらこれからの山寺について良い話し合いができたように思います。

芭蕉の句は夏の句として知られますが、なかなかどうして冬の水墨画のような景色は、他では見ることができないものです。

山寺ホテル正面入口

この日、車は使わない約束。山形駅に集合し、仙山線で山寺へ向かう。山形駅構内に「啓翁桜」(けいおうざくら)が生けてあった。淡いさくら色の花びらが、寒さの中でけなげ。冬の真っ盛りに咲く花は、山形県が生産量日本一である。

山寺三番

山寺駅に降り立つと、正面に宝珠山。その玄関口として山寺ホテルがあるという構図になる。山寺駅-山寺ホテル-立石寺という見えない糸で結ばれている。冬の山寺を楽しむ人が少なからずいらっしゃることに気づいた。

本館2階

ホテルの二階に上がり、廊下から宝珠山を眺める。山は吹雪いており、水墨画の世界が広がっていた。冬の山寺を象徴する景観である。

2階客室

「絶景」とは、このことを言うのだろう。吹雪いていた空から少し光が差し、ひときわ美しく見える。この景色を見られるのは、正にここしかないのである。

    1 2 3 次ページ >