平成25年6月1日(土)
アルカディア街道I・B倶楽部主催のシンポジウムに参加 

アルカディア街道I・B(イザベラ・バード)倶楽部が主催する 座学とまちなか散策&料亭ランチといった洒落たイベントが、山形市で行われました。バードといえば南陽市や金山町、上山市を思い浮かべますが、バードは明治11年における山形市内の様子を克明に記しています。それは丁度、初代県令三島通庸が現在の七日町に官庁街を完成させた年でもあります。バードは明治初期の山形について、多くの記録を残してくれました。

I・B倶楽部が山形市でシンポジウムを行うのは初めてのことで、私たち山形歴史たてもの研究会からも多くの会員が参加し、県内外からいらした方々と交流を深めました。天候に恵まれ、歴史的な一日が愉しく過ぎて行きました。このイベントには、蔵王に遺る白州次郎の山荘保存活動をしていらっしゃる東京の「元気・まちネット」さんが協力しています。

山寺ホテル正面入口

山形市緑町にある「遊学館」において、午前10時から、座学がまりました。I・B倶楽部会長でいらっしゃる錦啓氏の基調講演に始まり、写真をふんだんに使った渋谷光夫副会長の講演と続き、バードの歩いた道筋や旅の目的などが、推理されて行きます。

山寺三番

研修後、遊学館に隣接する「三島神社」へ移動。この神社は三島に関連する神社。さらに旧県庁である現「文翔館」を内覧。この建物は、大正5年に竣工した煉瓦構造のイギリスルネッサンス様式だが、明治11年には同じ場所に木造で建築されたことを聞く。バルコニーから見る国道の道幅は現在も同じで、右手は現在の山形市役所。

本館2階

料亭でランチを戴けるのはうれしい。最初に鱒の押寿司や酢の物等が出され、さらに刺身や山形名物芋煮、デザートと続く。暑いので、麦酒もひときわ美味しい。

2階客室

食事が済むと、イザベラ・バードの著書である「日本奥地紀行」の山形市に関するくだりの朗読が行われた。皆、明治時代の七日町の様子に思いを馳せた。元気・まちネットの矢口正武代表講話の後、佐野千晶さんが朗読。

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