平成25年6月1日(土)
アルカディア街道I・B倶楽部主催のシンポジウムに参加 其の二

山寺ホテル正面入口

千歳館女将「澤渡好子」さんより、千歳館の建物や周辺地域の様子についてお話しを伺う。歴史的な建物の中で直接お話しをお聞きし、さらに理解が深まる。

山寺三番

昼食後、山形県立病院「済生館」跡(現山形市立病院)から、最上義光歴史館前を通り、山形城址である「霞城公園」へ向かう。この本丸近くに、移築された木造の「済生館」がある。緑に埋もれ、一段と美しく感じられる。

本館2階

三島通庸が建設した官庁街は、すべて木造の擬洋風建築であったため、明治44年の市北大火で焼失した。今は菊地新学の写真と、高橋油一の絵が残るのみである。しかしこの済生館だけは、戦火もくぐり抜け、現存している。国指定重要文化財。普段入ることのできない最上階へ、木造の螺旋階段を上らせて戴いた。

2階客室

螺旋階段を上りきると、そこは小さな八角形の部屋になっている。すべての面にアーチ型の窓が取り付けられ、その周囲にバルコニーが巡らされている。当時は町の様子がすべて見渡せたはずだ。その、特別な空間に居ることに感動する。

山寺ホテル正面入口

正面の最高階バルコニーに出てみる。風が強い。バルコニーは、全方位に巡らされているが、恐くて一周することができない。緑の向こうに現代のビルが見えた。かつては、眼下に町並みが広がっていたはずだ。