平成25年 10月6日(日)
やまがたレトロ館旧山寺ホテルで琵琶演奏会が行われました

秋の一日、JR山寺駅前にある旧山寺ホテルにおいて、琵琶の演奏会が行われました。通常館内には、山形県内の歴史的建造物を描いた、故結城泰作氏の手描き原画が展示されています。季節が変わる折りにこのような演奏会や、様々な展示会が開かれています。
 

演奏会や展示会をなさりたい方、またはボランティアでお引き受け下さる方は、下記宛ご連絡下さい。
やまがたレトロ館旧山寺ホテル 023-695-2216(武田)

山寺ホテル正面入口

琵琶について説明をして下さる「薩摩琵琶錦心流全国一水会」副会長の池田青水氏。
以下はウィキペディアよりの引用
薩摩琵琶は、戦国時代に薩摩の名君島津忠良公が自作の教訓歌を中島常楽院の盲僧淵脇寿長院に作曲させて、武家の子弟の教育用に歌わせたのがその起源とされています。
そして薩摩琵琶には、薩摩正派、錦心流琵琶、錦琵琶、鶴田流の4つの流派があります。錦心流琵琶宗家の永田錦心(本名武雄)先生は、明治37年その薩摩琵琶の音色に魅せられ、肥後錦獅師に入門されましたが、すぐに師匠も驚く才能を発揮して、明治39年民族の持つ哀愁を取り入れた「錦心流琵琶」を創流し、宗家として自ら流派の発展と後進の育成にあたられました。
爾来、43歳で夭折される短い間に、琵琶界における錦心流の存在を確固たるものとして、全国で8千名の門下を擁する一代流派に育て上げられました。
流祖没後の錦心流は、錦心師の生前の意向もあり宗家制度を採らず、流派多様性の活力源にもなっています。

山寺三番

演奏曲目の紹介。全国一水会副会長の池田青水氏による「白虎隊」。天童在住の鎌倉京水氏による「金剛石」。

本館2階

鎌倉京水氏による「金剛石」。昭憲皇太后御歌にて、金剛石も磨かなくては、光ることができない。人もまた絶え間なく励まなければならないと歌っている。

2階客室

池田青水氏による「白虎隊」。会津に散った若き志士を朗々と歌い
上げられ、琵琶の音色と共に心に染みいります。この後、一転
明るい「兎と亀」で、締めくくられました。わざわざ山寺での演奏
にお越し下さり、心より御礼を申し上げます。